最新記事
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2026.02.16
- 解説
商品等のネーミングと 商標法3条1項3号(前編)
1.| はじめに とある日曜日、昼食に食べた日清食品株式会社様の「日清カレーメシ」についてふと興味がわき、少し調べてみました。 「日清カレーメシ」は、いわゆるリブランドの成功例として紹介されることが多く、その成功には商品名の変更が大きく貢献したようです。商品・サービスの開発において、ネーミングの重要性は広く知られており、その要点として、商品・サービスの効果やメリットが伝わるようにしなければなら…
渡部 寬樹 商標・意匠G グループリーダー 弁理士/特定侵害訴訟代理業務付記弁理士
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2026.04.10
- 報告
ホームページのリニューアルに込めた私たちの思い
1.| はじめに 弊所は、2025年10月に事務所ホームページを全面的にリニューアルいたしました。前回のリニューアルから5年以上が経過しています。私自身、前回の全面リニューアルにも関わっており、当時としては十分に完成度の高いホームページを作ることができたと自負していました。しかし、前回のリニューアルから5年以上が経過すると、ウェブ制作技術やデザインのトレンドも大きく進化し、全体としてやや古さを感…
田中 夏夫 副所長・弁理士
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2026.02.24
- 解説
商品等のネーミングと商標法3条1項3号(後編)
1.| 前編の内容 前編に続き、本稿は、一見、商品・サービスの特徴を表現する名称を採用するにあたり、商標登録の際に直面する商標法第3条第1項第3号の「壁」の回避方法について検討をしています。 前編では、同号の拒絶理由を克服した商標「カレーメシ」の事例を、同じ理由で拒絶された商標「菜食マンドゥ」の例と比較して、商標の採択段階における注意点を検討しました。この点、二語を結合させた商品名・サービスの…
渡部 寬樹 商標・意匠G グループリーダー 弁理士/特定侵害訴訟代理業務付記弁理士
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2026.02.19
- 解説
成形ポテトチップはポテトチップ?
1. | 序章 ”potato chip lover”を自称する私にとって、各国のポテトチップの違いは面白い。 我が国では、ジャガイモを揚げた素材の味・風味・食感を残す、淡泊な塩味やのり塩味が伝統的であるが、海外では、様々なフレーバー味が多い。ジャガイモを揚げた素材の食感を活かしながらも、味・風味は皆好き好きという様相である。その共通する食感と言えば、口に入れた瞬間のあの硬いゴワゴワ感と噛んだ時…
林 浩 副所長 弁理士
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2026.02.19
- 解説
近時の商標権侵害訴訟における「使用料相当額」の料率について
1. | はじめに 特許法等における一部法改正により、損害賠償におけるいわゆるライセンス料相当額の認定について、侵害があったことを前提とする合意を考慮することができる旨明文化されて以降数年が経過しました。そこで、商標権侵害事件におけるこの改正の影響について概観すべく、過去3年間に商標法38条3項に基づく「使用料相当額(ロイヤルティ相当額)」が算定された裁判例をいくつか調べてみました。 件数が多い…
渡部 寬樹 商標・意匠G グループリーダー 弁理士/特定侵害訴訟代理業務付記弁理士
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2026.04.10
- 判例紹介
抗体医薬発明の特許出願における実施例の重要性
1.| はじめに 抗体医薬は、近年、特定の生体分子への標的化などの新たな作用メカニズムに基づく薬効で注目を集めています。しかし、抗体医薬のように新たな作用メカニズムによる薬効については特に、臨床試験結果が出るまで治療効果を予測しにくく、臨床試験開始前に記載要件(サポート要件・実施可能要件)を充足するだけのデータを得るのは困難な場合があります。 一方で、例えば米国食品医薬品局(FDA)への医…
小瀬村 暁子 バイオ・化学1G グループリーダー
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