
T A
入社年度 | 2020年入所 |
---|---|
職種 | 弁理士 |
経歴 | 大学院博士課程を2年で中途退学し、同時期(コロナの流行開始時期とも重なります)に平木国際特許事務所へ入所、現在に至ります。 |
現在の仕事とこれまでのキャリアについて
狭い専門性の先に広がっていた世界
学生・大学院生時代は脊椎動物の脳発生の研究に携わっていました。現在は、大学や企業の研究者の方々と共に人工核酸、細胞医薬、昆虫、農業の方法、化合物医薬等、バイオ化学の広い分野の特許の出願、各国での権利化、その他特許調査やコンサル業務等を行っています。
入所のきっかけについて
研究マインドを活かせる特許の世界へ
研究に行き詰まり、知的好奇心を満たせる仕事を探しました。製薬会社や出版社等を検討する中、特許事務所の選考課題がきっかけで特許に興味を持ち、バイオ分野に強く中規模の事務所である当事務所に辿り着きました。
入所後の印象
のびのび成長できる新たな日常
まず自分の思考に対価が支払われるという感覚が新鮮でした。また、コロナ禍で指導もリモートが主でしたが、優しく伴走していただきました。息苦しさはない一方、自由度が高く、自分次第で多様な業務に携われる印象です。
仕事の大変さについて
締切を味方に、秘密を武器に
仕事は常に締切りとの戦いですが、私は締切り駆動型の人間なので、性に合っていました。また、まだ世に出ていない最先端技術を扱うため、情報管理には細心の注意が必要ですが、そのような未公開の最新技術に常に触れられることがこの仕事の醍醐味でもあります。
仕事の楽しさについて
学者とコンビで技術検討
仕事が一定期間で切り替わり、新しい技術を次々に扱うため、知的好奇心が刺激されます。出願時には研究者との踏み込んだ議論、拒絶理由対応時には論文の検討等を通して、技術への光の当て方を考えるのが楽しいです。
求職者へのメッセージ
研究とは違った向き合い方、挑戦してみませんか
研究との向き合い方として、自分で研究をする以外にも、技術の良さを伝えるという道があることを知っていただきたいです。研究畑出身だからこそできる提案や見える景色があります。一緒に体験出来たらうれしいです。
